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Cloud SQL Proxyで接続する【GCP】

Cloud SQL Proxyとは

Cloud SQL へ接続するにはいくつか方法があります(公式)。

その中でもCloud SQL Proxyを使った接続は、簡単にセキュアな接続ができる便利な方法です。
パブリックIP接続を構成したり、SSL/TLSを構成する手間が省けます。

プロキシサーバーをローカル環境で実行することによって機能します。
Cloud SQLに接続するアプリケーションは、セキュアな通信路を使用してプロキシサーバーにアクセスし、Cloud SQLに接続します。


インストール

前段で、必要があれば「Cloud SQL API を有効にする」を実行します。

プロキシをインストールします。

$ curl -o cloud_sql_proxy https://dl.google.com/cloudsql/cloud_sql_proxy.darwin.386


cloud sql proxyの実行権限を設定します(Linux)。

$ chmod +x cloud_sql_proxy


接続

$ ./cloud_sql_proxy -instances=<INSTANCE_CONNECTION_NAME>=tcp:3306 -credential_file=<PATH_TO_KEY_FILE>
// 例↓
$ ~/cloud_sql_proxy-dir=/cloudsql -instances='team-a:asia-northeast1:team-a=tcp:3306' -credential_file=credentials_info.json


cloud_sql_proxyのバイナリファイルや、credential_fileの格納場所は、皆さんの環境次第だと思いますので、調整が必要です。

これによって、Cloud SQLに接続ができている状態になります。

My SQL接続

これはMy SQLを使用している場合の話になりますが、接続には次のようなコマンドを実行します。

$ mysql -u <ユーザー名> -p --host <ホストIP>
例↓
$ mysql -u user-a -p --host 127.0.0.1

実行後、パスワードの入力を求められるので、適切なものを入力します。

このユーザー名とパスワードは、Cloud SQLインスタンスに対して作成したユーザー名とパスワードのセットを意味します。