Template Methodの形成【リファクタリング】

状況

• 異なるサブクラスの二つのメソッドが、類似の処理を同じ順序で実行しているが、各処理の内容は異なっている

例えば、処理順序や算出対象は同じでも、掛け合わせるレートが異なるなどです。

対処

• 同じメソッドをオーバーライドできるよう、各処理を同じシグニチャ（引数や返り値など）のメソッドにし、スーパークラスに引き上げる

メリット

• コード量が削減される

• 新しい類似した種類の処理を追加するのに、部品となるスーパークラスのメソッドをオーバーライドするだけで済む

手順

• メソッドを分解し、同一コードの部分、異なるコード部分に明確に分かれるよう、「メソッドの抽出」を行う

• 異なるメソッドは「メソッド名の変更」を適用して、各メソッドのシグニチャを同一にする

• シグニチャを変更するたびにコンパイルしてテストする

• 元のメソッドの一つに対して「メソッドの引き上げ」を適用する。処理の異なるメソッドは、そのシグニチャをスーパークラスに抽象メソッドとして定義する

• コンパイルしてテストする

• 残りのメソッドについて、削除・コンパイルとテストを繰り返す

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