英語がデキると情報の質が高くなり、選択肢が広がる
きっかけ
現在勤めている会社が社員に英語力を求めているのがきっかけで勉強を始めた。TOEICの点数が求められている。
が、今はそれに関係なく英語の勉強を毎日、2年続けている。
英語の情報に触れていると、英語がわからないことは大きな損失だと感じたから。
英語と情報
ネットに流れる英語の情報は日本語の30倍近く。マニアックな情報であるほど英語がわかる恩恵は大きい。
例えばエンジニアの情報。コーディングをしていてマニュアルでも分からない壁にぶつかった時、英語で書かれているStackoverflowを検索すると解決することが少なくない。
「いずれリアルタイム翻訳機が普及して英語は必要なくなる」と言い訳して、大学入学以来、英語をサボってきた。
今では後悔している。いずれ、なんて考えているうちに遅れていく。
量はもちろん、先端の情報は大体が日本国外から英語で生まれる。それを追いかけて日本語に訳されるのが現状。日本語の情報を待っていると周回遅れになる。
お金と同じように、進化にも「複利の効果」が当てはまる。
質の高い情報を早く得ることができれば、行動が変わる。
例え1日がごくわずかな積み重ねであっても、複利によって数年後には大きな開きになる。日本語だけ or 英語も のどちらが質の高い情報を得る可能性が高いかは明らか。
英語とキャリア
外資系で働ける、出世できる、ここまでが以前の共通認識。今は日本にいながら海外の仕事を受けられるようになっている。
円安が進んでいるので、アメリカドルを稼げば日本での生活は楽になる。
物価や税金が低い場所に移住するのも良い。日本の少子高齢化は深刻で、経済・政治の地盤も弱いので、若年層が大きな負担を強いられる日は近い。また大地震が起きる可能性が高いということも忘れてはならない。いざという時に海外で暮らすというオプションは無視できないものではないか。
英語翻訳のおすすめツール
ネット上の文章を理解するなら、翻訳機能は便利。大抵の意味はわかってしまう。
Google翻訳だと文意がつながらない翻訳が多いので、DeepLが良い。無料でツールをインストールすれば、ショートカットでメールや資料上の言語もすぐに翻訳できる。
それでもリスニングを鍛えた方が良い
YouTubeや音声メディアの浸透によって、動画や音声の有益なコンテンツが増えた。YouTubeで世界中のニュースもLiveで観ることができるし、アメリカの大学MITのコンピューターサイエンスだって受講可能。
現SEC長官(アメリカ証券業界を仕切る人)ゲイリー・ゲンスラー氏のブロックチェーン講義も無料。SECが仮想通貨をどう捉えているか、なぜ規制しようとするかが感覚としてわかるようになる。(規制は仮想通貨の値動き、存続に大きな影響を及ぼす)
それから、ブロックチェーンで起業を志す人のためのスタンフォード大学教授やコインベースCEOの授業だってある。
動画、音声の方が、文章よりも話者、世間がどこに注目、興奮しているのかが分かりやすい。例えばブロックチェーンも英語で最先端に触れることができるが、この界隈には話題先行の理由付けも見受けられ、話し方でそれが伝わってくることがある。動画や音声の方がそういうものを見分けやすいと思う。楽しい時もあれば、冷静にもなれる時がある。
それでも英語のコンテンツは言語学の観点からも論理的な説明になりやすいので、英語がわかればスッと腑に落ちる、興味を惹かれるものが多い。
先端の情報に触れて理解を深めたいのであれば、リスニングを鍛えるのは本当におすすめ。
リスニングができるようになってきて、世界がまた広がった
元々、大学受験レベルはそこそこわかる方だったのでリーディングはなんとかできていたものの、リスニングはよくある短文のゆっくりとした日常会話の教材向け音声なら理解できたレベルだった。講義やニュースなんてもちろん分からない。始まって数分でもう頭が疲れていた。
けれど今ではニュースや講義であれば集中することで意味を大方把握できるようになった。
自分が興味のある経済、金融とブロックチェーンの情報を英語の動画や音声メディアで収集している。日本語メディアだけを見ていた2年前から考え方や知識が大きく変化している。
英語の有料で良質な情報にも目を向けてピックアップしていきたいし、得た情報を発信、何かしら形にしていくことをそろそろ目標にしていきたい。
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