Cloud Pub/Subとは
GCP上で構成するPublisher Subscriber機能です。
任意のTopicを作成し、そこに向けてPublish、またPublishされたメッセージをSubscribeします。 送信と受信を分けることで、処理を一度にする必要がなくなるので、実行時間を分散させることができます。
例えば、Webサービスのアカウントを登録した後、確認のメールが飛びますが、あれも登録とメール送信を一度に行わなくて良くなるので、登録ボタンを押した後の待ち時間を削減することができます。メールの送信はなるべく早いことに越したことはないですが、即時送信が必須ではないので、この方式がベターになることが多いでしょう。
また、メリットはこれだけではなく、アカウント登録以外にも他の機能で、同じTopicに向けてPublishするようにすれば、メール送信を使い回すことができます。
このようなメリットを最大限活かすためにも、Subscribeする側の要件をPublishする側の要件に依存しないように気をつけます。
Subscribeする側で、Publishする側の固有な情報を抽象化せずに利用する設計にしてしまうと、コードが汚くなるばかりか、使い回すことができなくなり得ます。
2019年12月時点では、月10GBまで無料なので、よほどの利用料でなければ、無料で使えることが多いと思います。
公式ドキュメントに記載がありますが、TopicやSubscriberはコード、GCPコンソール画面から作成することができ、コンソール画面から、Topicに向けてメッセージをPublishすることも可能です。